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一泊二日、ロンドンから列車で行く ストーク オン トレント窯元巡りとチャッツワースへの旅 二日目


皆様おはようございます&今晩は。

さて、今日は先日のブログ記事の続きです。

先日ご訪問して下さった、神戸のエレガントなサロンの素敵なマダム、ミセス吉田の旅を皆様にもご紹介致します。

(本物の英国アンティークで設えられた、素敵なサロンのホームページはこちらです。)

2日目

9:30

前日にお泊まりの元ウェッジウッド一家のお屋敷、The Upper House (←クリックするとウェブサイトに飛びます)へお迎えにあがりました。

前日のお買い物などの荷造りで入りきらなかったお品物を、箱に入れて後ほど日本へ郵送でお届けする為の準備などを一階のホールで許可を取ってさせて頂きました。

*当サービスをご利用になるお客様にはお買い上げのお土産等をまとめて日本への郵送をお手伝いするというサービスもしておりまして、大変好評をいただいています。

9:50 ホテルを出発

移動時間 15分

10:05 グラッドストーン 陶磁器博物館 到着


(駐車場から見ても圧巻!です)

ウェブサイトはこちら

中に入るとまずギフトショップがあります。

こちらではストーク オン トレント最後の磁器花の彩色職人さんが彩色した磁器のお花を使ったブローチ、イヤリングなどのアクセサリーからティータオル、そして書籍・子供さんが好きそうなおもちゃ、またタイルを模したマグネットなども販売されており、なかなかに充実しています。

博物館内へ入る前に、短いフィルムを見ることができるのですが、これにはなんと「日本語」を選択できますので、ぜひ係員さんにお願いしてくださいね。


(フィルムの中で紹介されている昔の窯元の様子を描いた絵)

このグラッドストーン博物館は1787年にウェッジウッド社のお皿を彩色などしたりする窯として設立され、その後は1974年に博物館となった後も窯元としての営業もしていましたが、40年前の1978年、窯に火を入れられたのを最後に製造はしてきていません。


こちらの係員さんがとってもフレンドリーで可愛らしいので、思わずご一緒にパチリ!させていただきました。

マダムの笑顔も輝いていますね。

窯の大きさにびっくり!

なんと、この日は「最後に窯を焚いてから40周年」のお祝いイベントがありました。

この係員さんは、私たちを受け付け近くで見かけて、わざわざ探しに来てくれて

「ねえ、今日はイベントがあってね、特別に窯に火をいれてるんだ、見においで!」

と声をかけてくださいました。

ストーク オン トレントの人々は自分たちの街に誇りを持っています。

こうして日本から遥々、ストークを見に来てくれることに感謝しているよ、楽しんでいってね、と仰る方が多くて、いつもこうして声を掛けて貰えるのはありがたい限りです。

ご案内させて頂いているお客様にも笑顔で対応して頂けて、本当に冥利に尽きます。


このイベントの為に特別に作ったという数種類の窯が博物館の敷地内に点在していました。

やはりストーク オン トレント人(ストーキー、と呼ばれます)には窯は大切な文化なのですね。

窯内で働く方々はかなり重労働だったと聞いています。

暑さと重さで、1日が終わる頃にはヘトヘトだったので、ヴィクトリア時代には窯元がエールを支給していたのだそうです。

すると、やはりアルコール中毒などになったりして体への負担が大きくなり、それも深刻なストークオントレントの職業病として蔓延していたのだとか。


サガーと呼ばれるトレイ(これ自体がとても重い)を窯の中で重ねる職人さんを再現した蝋人形。

 まるでタイムスリップしたかのような光景。

そしてこのグラッドストーン陶磁器博物館へ来たら一度はご覧になってほしいコーナーは、トイレ博物館です。


なんとブルー&ホワイトの便器たち。

トイレ博物館コーナーでは、ヴィクトリア時代前のトイレがなかった頃からの展示をしています。

けっこうリアルですので、驚きませんように。


タイル博物館はとっても美しいイスラムのタイルから、デルフト、アーツアンドクラフツ、そして現代のタイルまでを展示しています。

タイル好きな方には是非お勧めの場所です。


こちらは前日に伺ったスポード窯の昔の工場の様子。


ポーセラーツの先生でもあるマダムがとても喜んでいらっしゃったのがこちら。

昔のペイントの缶たちが並んでいます。

彩色の指標的なものも展示されていました。


こちらの博物館にはティールームも併設されていて、それがとっても庶民的な心地よさで素敵なのです。

かしこまったお茶の時間も大好きですが、こういう愛らしいティールームもイギリスの、特に田舎町での醍醐味です。

こちらは「ティーケーキ」という甘いパン的なものをトーストしたもの。

小腹が空いているけれど、後にアフタヌーンティーなどの大きなミールが控えている場合にお勧めしているものです。

ご注意してほしいのは、チョコパイ的なおやつにも「ティーケーキ」というものがありまして、スーパーなどの商店ではそちらを指すことが多いです。

同じ名前で全く違うものがあるのが英国らしいのですが、紛らわしいですね。

さて、名残惜しいながらも次に向かいましょう!

12:10 グラッドストーン 陶磁器博物館を後にします。

(車移動 約70分)

長いドライブにてストーク オン トレントを後にし、いざ、ピークディストリクト国立公園へ向かいます。

こちらでは、英国随一とも言われるほどの美しく充実したファームショップをご覧いただきました。

設立してから41年と、英国の中でも歴史が古いファームショップで販売されている商品の半分以上がチャッツワースの農園で生産されたものです。

そしてさすがチャッツワース、美しいディスプレイならお手の物。


野菜の色も美しいー

こちらの店内も、何処となく気品のある方が多くて、古き良き美しき英国の雰囲気の中でお買い物ができます。

店員さんたちのサーヴィスも素晴らしいと評判の高いファームショップです。

しかも、このファームショップに併設のティールームはガーデンヴューの屋外の席が、もうとっても素敵なのです。

さて、ちょっと長くなってしまいましたので、チャッツワース ハウスへは次の記事にてご案内致しますね。

ブログランキングに参加しています。

今後の励みになりますので

「まあなんて盛り沢山な旅!貴族が経営するファームショップなんて素敵!」のぽちっ、をよろしくお願い致します。




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